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奥穂高岳 (おくほたかだけ) 3,190m 北アルプス Googleマップ
 
【 涸沢より 

 

大学生の娘との山登りの季節がやってきました。いつもは1泊2日ですが今年は23日でも大丈夫ということです。それなら、いっそのこと穂高に行ってみようということになりました。ルート上高地から涸沢を通りザイテングラート経由の奥穂高です。これなら、途中何かあっても山小屋がいっぱいあるから初心者でも安心です。
 ところが予定日が近づくにつれ、天気予報が悪いほうに傾いてきました、せっかくの穂高だからきちっと晴れる日に行きたいと思うのですが、かといってお互いの休みが上手くとれるスケジュールはなかなか作れません。山の天気は変わりやすい、運を天に任せるつもりで最初の計画通りの予定で出発しました。
 初日、浜松市の自宅を朝3時に出発、さわんどバスターミナルに7時半に到着、バスもいい感じに乗れて上高地には朝8時に着くことができました。いたって順調にすすみ涸沢まで到着しました。しかし天気予報通りだんだんと雲行きが悪くなってきました。宿の涸沢ヒュッテのテレビには明日は大雨と出ています。案の定、悪い予報は正確に当たるもので2日目は嵐のような天気です。ちょろちょろ動き回るのは危険なので、そのまま涸沢ヒュッテに連泊しました。しかし3日目の天気予報は晴れとなってます。私は3日間の有給休暇をとってきましたが、3日目山頂に向かうと、その日の内の下山はこの2人では無理で危険です。しかしせっかくここまで来たのだから山頂までたどり着きたいものです、悩みましたが1日休みを伸ばして3日目に山頂を目指し穂高岳山荘で1泊し4日目に下山することにしました。幸い携帯電話が繋がるエリアだったので会社に連絡を入れることができ休みをもう一日のばしてもらうことがでました。
 今回の山登りはヘルメット持参です、娘には登山用のヘルメットを持たせ、私はチャリ通勤で使っている自転車用ヘルメットです。涸沢から上ではほとんどの人がヘルメットを被っています。むしろ被っていない人を探すのが大変なくらいでした。ヘルメットの効果はどれだけあるのかわかりませんが、被ると気が引き締まり、安心感が増すのは確かです。
 天気予報は的中し、3日目からは晴天が広がりました。雄大な穂高の山並み、涸沢カールの展望を十分に楽しむことができました。 今回は山小屋泊りの奥穂ピストンでしたが、涸沢でのテン泊や北穂、前穂にもチャレンジしたいと思うところです。



山行 : 2017年 9月 11日〜14日 
メンバー : 2名

【1日目】上高地08:20 〜 明神09:15 〜 徳沢10:15 〜 横尾11:25 〜 本谷橋13:00 〜 涸沢ヒュッテ15:30
【2日目】大雨のため涸沢ヒュッテでまったり
【3日目】涸沢ヒュッテ07:00 〜 穂高岳山荘10:20 〜 11:40奥穂高岳12:40 〜 穂高岳山荘13:20
【4日目】穂高岳山06:45 〜 涸沢小屋08:50 〜 横尾12:30 〜 横尾11:25 〜 上高地15:40
行き方 : 松本 - さわんどバスターミナルからシャトルバスで上高地
私的面白度 : ★★★★★
私的疲労度 : ★★★☆☆ 今回の工程は余裕があり時間はかかりますが楽です


今回のルートです。
  

※枠のある画像、写真はクリックすると大きくなります。
浜松の自宅を3時に出発、やっとさわんどバスターミナルに着いた。時間は7時半、予定通りの時間である。大きな駐車場で1日¥600−との事である。
バスターミナルからシャトルバスに乗り30分程で上高地に到着する。平日で天気も下り坂、バスの乗客は6〜7名でガラガラであった。 さて、身支度を整え出発する。今日の目的地は涸沢ヒュッテ、まだ8時だ時間はたっぷりある、のんびり歩こう。
ほどなく河童橋にさしかかる、やはり穂高は雲の中である。
梓川を見ながら先に進む。日差しもなく歩きやすい気候である。
明神に到着、ここで小休止。
2番目の休憩所の徳沢
3番目は横尾、ちょうど1時間ごとに休息所があるので大変心強い。
横尾大橋を渡り涸沢へと向かう。娘もまだまだ元気そうだ、雨が降らないうちに涸沢にたどり着けばいいのだが。
だんだんと登山道らしくなってきた。
本谷橋に到着。雨がポツリポツリと降ってきた、とりあえずカッパの上だけを着こむ。
上高地から7時間とちょっと、やっと涸沢ヒュッテに到着した。ずいぶんゆっくりとしたペースだったが、疲れもほとんどない。このくらいが理想の歩き方なのだろう、勉強になった。
受付を済ませテラスに出てみる。やはりガスが立ち込めていて何も見えない。天気予報は明日の午前中までは雨で、午後からは回復するとのことである。明日の午後は穂高岳山荘まで登ってしまいたい・・・
翌日朝
雨である、というより暴風雨である。天気予報も見事な雨マークが一日を通して並んでいる。 しかし明日は晴の予報、とりあえずもう一泊をここで過ごすことにした。 
さて、どう過ごそう。 定番の山の漫画を読んだり、写真雑誌をペラペラめくったり。近くのグループの登山自慢話を聞き耳をたたて聞いてみたり・・ 
翌朝
天気予報は晴マーク、登山日和である。 ただこのまま山頂目指したら今日中に帰ることは無理である。会社の休みは3日で申請してある・・でもせっかく来たんだから上まで行きたい。娘は大学生の夏休み、もう1泊はOKだ。   決めた、もう1日休んじゃおう、幸い携帯もつながるエリアだ。
朝食済ませて出発。 まだガスが多い。
パノラマコースを進む
だんだんと日差しも強くなってきた
有名なザイテングラードにさしかかる。 きつそうな岩場が続く。
リーチが短く苦労しているがなんとか大丈夫そうだ。
無事に穂高岳山荘に到着。 天気は良いが風が強い、雲が多くなる前に山頂を目指そう。
山小屋に荷物を預け身軽になり山頂を目指す。 いきなりハシゴ場、クサリ場が現れる。
轟音がしたので振り返ると荷揚げのヘリが飛んできていた。こういった文明の利器があるからこそこんな険しい山にも素人が来れるんだなあと改めて感じた。
もうちょいだ、がんばれ
そして山頂、感無量である
韓国からハネムーン登山にきたというカップルに写真を撮ってもらった。
ジャンダルムの上にも数人の姿が見える。
慎重に下る
山荘に着くと緊張がほぐれ急に腹が減ってきた。人気の味噌ラーメンを常念岳の真ん前ですする。
くつろいでいると県警のヘリが現れた。 涸沢岳辺りで妙な動きをしている。あとで知ったことだが滑落事故があり残念ながら登山者が亡くなったとの事だった。
雲海に沈む夕日
そしてご来光
さて4日目、雲一つない快晴である。まだここにいたい気持ちはあるがなんとしてでも今日は帰らないといけない、そうサラリーマンだから
下りながらも何度も振りかえってしまう
涸沢小屋で大休止、濃厚ソフトクリームが絶品である
テン場もにぎわっているようだ
この風景ともお別れ
徳沢のソフトクリームこれも有名。でも涸沢小屋のソフトクリームのほうが美味かったかな。