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 槍ヶ岳 (やりがたけ) 3,180m  北アルプス    Googleマップ

 鋭くとがった山容を持つ北アルプス中心的な山。日本で5番目に高い山で初登頂は江戸時代の行者、播流隆上人が1828年に成し遂げたとのこと。

【 ヒュッテ大槍分岐からの槍ヶ岳 】

 いつかは行ってみたいと思いつつ、なかなか敷居が高くて行けなかった槍ヶ岳に念願かなって行くことができました。 メンバーはいつもの同級生3人組、当初の計画では2泊3日のテント泊、仕事の休みを水曜日〜金曜日に取っての山行きです。 しかしほとんどテン泊初心者の3人組、ザックの重さにヒーヒー言いながらのスタートになりました。
 1日目は槍沢ロッジのテント場のババ平でのテン泊です。何とかテントも張ることができましたが、雲行きが怪しい・・案の定、夜半に大粒の雨が降ってきて、2日目の早朝には雷雨となってしまいました。ここでみんなで相談、この雨の中でテント背負っての登山は無理!テントをここに置いて行こう、という結論に。軽くなったザックを背負い槍ヶ岳肩まで到着し、念願の槍ヶ岳へ。この日は槍ヶ岳山荘に泊まることになりました。山荘にあるパソコンは明日には天気も回復してくると言っています。
 3日目、天気予報大外れ、朝から濃霧、小雨です、天気予報を信じて、昨日登らなかったK君と、昨日私と登ったC君が二人で山頂を目指します。とりあえず3人とも目的を果たしたので下山です。ザックも軽くなったので、中岳を通り、天狗原経由のルートを取りました。しかし、このルートの意外と時間が掛かってしまい、テントを回収したころにはすでに午後3時。バスにもタクシーにも間に合いそうが無かったので急遽予定を変更し、横尾でもう1泊することにしました。
 色々と経験させてくれた今回の槍ヶ岳登山、いい思い出を作ることができました。


山行 : 2013年 7月 31日〜8月3日 晴れ、曇り、雨、雷 めまぐるしく変化する山特有の天気でした。
メンバー : 3名
行程 :
「1日目」 上高地バスターミナル09:20 〜ババ平15:30 (テント泊)
「2日目」 ババ平09:15〜天狗原分岐11:00〜槍ヶ岳山荘13:30 (14:30から山頂往復、登り下り20分ずつ程) (山小屋泊)
「3日目」 槍ヶ岳山荘07:30〜中岳08:50〜天狗池11:30〜横尾17:00 (テント泊)
「4日目」 横尾06:00〜上高地バスターミナル09:00
参考書 : 長野県の山 (山と渓谷社)
行き方 : 松本ICを降り158号を上高地方面へ、沢渡駐車場に車を停め、バスかタクシーで上高地バスターミナルへ。
私的面白度 : ★★★★★
私的疲労度 : ★★★★★ 
万歩計 :  48,557歩 
出会った人 : 要所要所は非常に混みますが、広いエリアなのでばらけてしまえば時々人に会う程度でした。 韓国からの登山者が多く驚きました。


今回のルートです。
  

※枠のある画像、写真はクリックすると大きくなります。
沢渡駐車場に車を停めタクシーで上高地バスターミナルに向かいます。一律\4,000なので3人だとちょうどバスと同じくらいの料金です、ちなみにバスは\1,200-。途中の大正池で写真撮りのために停まってくれました。初日、晴天のスタート。穂高の山並がきれいに見えます。
ほどなくバスターミナルに到着します。水曜日ということもあり人影はまばらです。ほど良い緊張のなかここからスタートです。。しかし荷物が重い、わかっていたけどテント持ってるとズシッと肩に重みがかかります。
おなじみの河童橋。

大勢の観光客でにぎわっています。
河童橋をすぎると、広い林道を進みます。
左は梓川。
この川に沿って、しばらく長い林道歩きが続きます。
徳沢園

横尾山荘
横尾に到着しました。
橋を渡って左に進むと、涸沢方面。
私たちは槍ヶ岳方面に直進します。
横尾をすぎると、だんだんと登山道らしくなってきます。
歩き始めて約5時間。やっと槍沢ロッジに到着しました。ここでテント泊の受付をすませます、1張り¥500。
槍沢ロッジとテント場は離れていて、約30分ぐらい登ったババ平という個所になります。水場と一応トイレがあります、一応です・・。
雲行きが怪しくなってきたので早々にテントの準備。
本日のメニューは、C君自慢の何とかっていう卵料理です。生卵にマヨネーズ、だしと砂糖、あと何か入れて炒めたら完成です。
ご飯も炊けて、おいしくいたたきました。
【 2日目 朝 】

夜半から降り始めた雨が、早朝には雷雨にかわり激しくテントを揺さぶります。
とりあえず待機・・・・・・・・・。
朝飯は各自手持ちの食料で適当に。
だんだんと雨も小雨になってきました。
しかし、この先は登りもきつくなるはずです。相談の結果、雨でぬれたテントを残して身軽になって出発することにしました。
追加料金は帰りに払いましょう。
このあたりで槍が見えてくるはずですが、あいにくの天気で雲に隠れています。
お花畑と呼ばれているあたり。
ところどころ雪渓の中を歩きます。
表面は、グシャグシャのシャーベット状態ですので、アイゼンは必要ありません。
天狗原の分岐。
今朝の雷雨が嘘のようにだんだんと天気も回復してきました。槍の姿も見え隠れし、テンションが上がってきます。でもスピードは一気にダウン。
ババ平から4時間、やっと槍ヶ岳山荘に到着しました。まず受付を済ませてチェックイン、\9,000也。
荷物を片付けていよいよ山頂に向かいます。
いろんな雑誌に、これでもかっていうくらいに載っている風景が目の前に広がっています。深呼吸していざ出陣!
矢印にしたがって進んでいきます。
息があがったら深呼吸して気持ちを落ち着け、三点支持を意識して進みます。
体力自慢のC君ははるか先。最後のハシゴの手前で余裕で手を振ってます。よし!頑張るぞ! 
最後のハシゴ。
オーバーハングしてない?って思えるほど急です。ここで深呼吸。 
ボルトOK! ワーヤーOK! くさびOK! 設備は万全です。上も下も見ず、手前のハシゴだけを意識して一歩づつ登っていきます。
C君に遅れる事5分、約20分かかりやっと念願の山頂に到着しました。視界は良くありませんでしたが、たどり着いたという実感が湧いてきます。
雑誌でおなじみの頂上の祠の横で記念撮影。
頂上はこんな感じです。
5時、夕食です。
650人収容できる巨大山荘です、食堂も広くスタッフも大勢います。久しぶりの肉が美味かった。
【 3日目 朝 】

5時。
残念ながらご来光は見えませんでした。
朝食です。
部屋の中はこんな感じになっています。一人分80cmってとこでしょうか、わりと余裕をもって寝ることができました。
昨日の天気予報が大外れ。 晴れの予報が小雨まじりの霧になってしまいました。
7時半、山荘を出発し大喰岳方面に進みます。
大喰岳を過ぎたあたりで、急に雲が切れました。今から進む中岳が視界に入ります。
中岳の頂上付近。
ここにもハシゴが掛かっています。
中岳をすぎたところでまたまた雲行きが怪しくなってしましました。
ここでC君が雷鳥を発見! 私たちを怖がることもなく悠然と目の前を通り過ぎて行きます。
南岳への稜線はところどころこんな岩場もあります。
氷河公園分岐にさしかかります。ここを左に折れ、天狗原へ向かいます。
だんだんと天気も回復してきました。
ハシゴ、クサリ場を通り天狗原へ向かいます。
 
天狗池

看板を見過ごしていたら通り過ぎていたでしょう。今年はまだ雪渓の下です。
天狗池を少し過ぎたあたりの岩場でコーヒーブレーク。
C君、大活躍!
このひとときのために、有名なコーヒー店で豆を仕入れてきてくれました。写真は豆を挽いているところです。人はなぜ山に登るの?それは一杯のコーヒーのため。
フィルターを準備しお湯が沸くのを待ちます。
なかなか顔をみせてくれない照れ屋の槍にカンパイ!
最高に美味しかった。
途中ババ平でテントを回収し、槍沢ロッジで追加料金を払い上高地に向かいます。
微妙な時間です。すでに3時は過ぎています。バスの最終は6時、上高地のゲートも7時で閉鎖とのことです。重くなった荷物でこれ以上のペースアップは無理。
全員、明日も仕事は無いのでもう一泊する事になりました。
※後の情報では7月、8月はゲートの時間が8時のようです。
横尾まで降りてここでテント泊。
横尾山荘でビールを飲んで、本日の夕食です。
【 4日目 朝 】

6時、快晴です。
テントを撤収し、上高地へ向かいます。
透き通るような梓川
2時間半ほどで河童橋に到着しました。
観光客でにぎわっています。河童橋の向こうには昨年行きそびれた焼岳がそびえています。 
長いようで短かったおっさんの夏休みが終わりました。
いつの日になるかわからないけど、また来てみたいですね、今度は孫を連れて・・。