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 燕岳(つばくろだけ) 2,763m  長野県    Googleマップ 

北アルプス常念山脈の北部に位置する燕岳は花崗岩の白い山肌が特徴の人気のある山です。途中急登が続きますが、それを乗り越えるとスイカが有名な合戦小屋、きれいな草花、人気の山小屋「燕山荘」、そして雷鳥。。初心者でも北アルプスを満喫できる素晴らしい山です。
 【 燕岳から見た北燕岳 】
今回は夏休みに合わせて、高知県に住む姉達との山行です。姉達は前日に中房温泉で一泊し朝5時半に出発。私と娘は浜松を3時に出発し中房温泉登山口に8時着、約3時間遅れの出発になりました。


山行 : 2011年 8月 8〜9日 曇り時々晴れ
メンバー : 4人 高知県に住む姉とその友人、私と高1の娘 (別々に出発し燕山荘で合流)
行程 :
1日目 中房温泉登山口駐車場08:30 〜第一ベンチ09:00〜第二ベンチ09:40〜第三ベンチ10:30〜合戦小屋12:00〜燕山荘13:30
2日目 燕山荘06:00〜燕岳山頂06:30〜北燕岳山頂07:00〜燕山荘08:00〜合戦小屋08:50〜中房温泉登山口駐車場11:15
参考書 :長野県の山 (山と渓谷社)  ほとんど姉にお任せ。。
行き方 : 長野自動車道 豊科ICから有明方面、中房温泉に向かう。
私的面白度 : ★★★★★
私的疲労度 : ★★★☆☆
万歩計 : 36,944歩 



※枠のある画像、写真はクリックすると大きくなります。
  
今回のルートです。

登山口横の中房温泉の駐車場です。

本来はここより少し下の無料駐車場に車を停めますが姉たちが宿泊したので特別に停めさせていただきました。

8時半出発、まだ天気は快晴です・・快晴すぎます。このあたりの高度は1,500m程ですが暑い!の一言。
温泉脇の登山口から登っていきます。
さすがにトップシーズンだけあって大勢の登山客でにぎわっていました。

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最初はこのような熊笹の中を登っていきます。

第一ベンチ付近

第三ベンチ 暑さがこたえますね。
10時ごろになるとガスが立ち込めはじめ視界が悪くなってきました。夏山らしい天気です。
このような岩場が続いていきます。
暑さが加わり一番つらいあたりでした。
出発してから3時間半。
やっと合戦小屋に到着しました。ここでは簡単な食事やお土産も売っています。
名物のスイカ。

美味しそうでしたが食欲なく、食べるのは明日の楽しみに取っておきました。
しばらく進むと稜線にでます。
そろそろ森林限界でしょうか、視界が開けます。
ただし、ガスって周りの山は何にもみえません。
途中、ちょっとしたクサリ場らしき箇所がありますが、整備されていて怖いことはありません。。
霧の合間に今日の目的地の燕山荘が見えてきました。急に元気になります。人間て知的な生物なんですね、あっ宿だ→あそこが終点→あとちょいだ→休めるぞ→ケーキが待ってる・・・ 実際は体が軽くなったわけではないのに気分爽快、急に体が楽になりました。
約5時間かけて燕山荘に到着しました。

ここで姉達と合流。姉達ものんびり登ってきて5時間かかったみたいでした。
さっそく、今回の山行きの目標の一つ「燕山荘の美味しいケーキを食する」を達成。

ほんのほんのちょっとだけ分けてもらいましたが美味かった。最高の味でした。
チェックインを済ませ、夕食までの数時間,付近を散歩しました。

でもって雷鳥発見
しかも親子です、こんなに近づいても逃げないのですね。生まれて初めて見ました。感動!
コマクサの花の中の雷鳥。
しばらく眺めていましたが、ゆっくりと寝床に戻っていきました。 元気に育つんだよ!
非常にきれいな山小屋です。
食事までのんびり過ごします。
5時に夕食です。
山の上とは思えないほど豪華な食事です、生ビールも美味かった。
夕日です。

雲は多かったのですが明日登る予定の燕岳が夕日に映えます。
夕食後 オーナー赤沼さんの山の話が始まりました。燕山荘の歴史、山の歩き方からルールなど冗談を交えながらのお話です。途中アルプホルンの生演奏もあり感動させてくれます。
山のルールを3つ教えてくれました。一つ、登山道を歩く 安全上はもちろんのこと、人間の足跡一つが大切な自然を破壊することがあるようです。二つ、動物に餌をやらない。ついついよかれと思いやってしまった行為が結局はその動物を含め、他の生態系にも大きな影響を及ぼしてしまうことがあるようです。最後にごみは持ち帰ろう。合戦小屋でも登山客が置いていったおにぎり一つで熊が来るようになり、その退治に大きな労力を費やしたそうです。
とてもいい話を聞かせていただき9時に消灯。この日は比較的空いていて敷布団3枚に4人とゆったりと休息できました。

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朝 5時 ご来光です!
朝日に輝く燕岳

頂上にはすでに何人かの姿が見えます。
ちょうど後方にそびえる槍ヶ岳。
豪華な朝食をとり、出発準備。
トイレもきれいで洗顔、歯磨きもOK、山小屋というよりホテルですね。
稜線を歩き燕岳に向かいます。
途中、道脇にきれいな花が咲いています。

ハクサンシャクナゲ
コマクサ
イワキキョウ

岩の隙間で頑張って生きています。
花崗岩の岩肌を登ります。

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燕山荘から30分ほどで山頂に到着。
穂高、槍ヶ岳がきれいに見えます。
燕山荘を振り返って。
少し北に北燕岳が見えます。
せっかくなので行ってみることにしました。
北燕岳の登り口は少々急な岩場になっています。
北燕岳で記念撮影。

ここが今回の山行きの終点。
十分に景色を堪能し下山いたしました。
遠く八ヶ岳連峰、南アルプスの山々が見えます。
その真ん中にはうっすらと富士山が望めます。
奇岩が多く存在します。
これは見た通りイルカ岩。
燕山荘のスタッフに教えてもらった白いコマクサ。
珍しいようです。
燕山荘横のゴリラ岩

ソファーに寝そべっていて、ちょっと首を持ち上げている恰好です。いったい何を見ているのでしょう? ちょっとお腹出過ぎ。。
帰りの合戦小屋で名物スイカを食べました。
これがハーフサイズ¥400
すごく甘く美味しいスイカでした。

ここから2時間ほどで登山口に戻り、中房温泉に入り帰路に着きました。
燕山荘のオーナーの談話の中で、「人から、なぜ山に登るのですか?と聞かれたとき、私はなぜ山に登らないのですか?と問いかけます」という言葉が印象に残りました。言葉の意味が少しだけわかったような気がします。